【開催レポート】自治体および関連団体向けにEC支援講座体験セミナーを実施

2023年12月22日

全体概要

2023年8月9日、自治体および関連団体向けにEC支援講座体験セミナーを開催いたしました。


このセミナーでは、通常は地域の事業者向けに実施している『EC基礎講座』を、自治体ならびに関連団体職員の皆様にも体験していただく機会として実施しました。


当日は26自治体28名が参加。

下記2部制・90分の構成で、弊社地域創生事業 地域共創課より担当者が登壇しました。

第1部:EC基礎講座

第2部:実施概要と過去実績について

背景

コロナ禍を経て、今やECはインフラの一つになりつつあります。また、産品PRや関係人口創出のきっかけとしても、有用な手段となっています。


一方で、各地の自治体では域内事業者のEC化促進や支援のために様々な施策を模索し、実施していますが、思ったように成果が出ていない=売り上げが上がらないという課題を抱えられています。


ECは、商品の購入サイトを構築したらそれで終わりではありません。


売り上げ目標の達成に必要な集客や販促に関わる施策を段階的に実施し、ステップを踏む必要性があるため、自治体の施策として多いサイト構築費用補助のような『点』のサポートではなく、一連のステップを歩んでいくための複合的なノウハウ提供のような『面』での支援が必要になります。

弊社は1997年より楽天市場をスタートし、日本国内のECの先駆者として、中小事業者のEC化支援やサポートのノウハウが豊富に蓄積されています。


本セミナーにてECに初めて取り組む事業者向けに実施している『基礎講座』を実際に聴講していただき、ノウハウの一端に触れながら、事業者が自走してEC運営するためのステップと、面での支援の必要性について理解を深めていただくきっかけになればと、企画・実施いたしました。

実施内容

第1部:EC基礎講座

・日本のECを取り巻く環境

・ECの種類

・メリット/デメリット比較

・サポート体制の重要性

・EC運営に必要なシステム

・成功事例紹介


第1部では、我々が事業者向けに実施しているEC基礎講座のコンテンツをそのまま実施し、聴講いただきました。

本講座は、事業者の取り扱い商材やリテラシー、規模に応じて、最適な選択をしていくために必要な基礎的な知識を中心とした60分のコンテンツです。


日本国内のEC市場の変遷から、各ビジネスモデルの違いとそのメリットデメリット比較、また初めてECに取り組む際に必要となるサポート体制やシステムの知識と、小規模からスタートしECを一つの事業として成功に導かれた実際の事業者様の事例をご紹介しました。


第2部:実施概要と過去実績について

・実施までの流れ

・昨年度実績のご紹介


第2部では、具体的に地域創生事業が自治体とどのように連携し、事業者のEC化支援として講座実施をしているのかという具体的な流れと、昨年度の実績をお伝えしました。


今回のセミナーで実施した基礎講座は、数十種類保有するコンテンツの一部です。

実際は各自治体でEC化に対して抱える課題に応じて、最適なコンテンツをご提案したり、内容をカスタマイズして実施しています。


また、実績としては昨年度18自治体/団体様に対し合計107回のセミナー・講座を開催しており、各回高い評価をいただいているので、参加者の皆様に、楽天とだからこそできる取り組みをイメージしていただけるよう、ご紹介しました。


実施後のアンケートでは、参加者の皆様より以下のようなお声をいただきました。

「体験セミナーで聞くことができて大変よかった。今からやらねばということを思った。」

「サイト別の比較等、とても勉強になりました。」

「事業者へのEC支援の状況、必要性についてわかりやすく説明いただいた。知識として有用であったが、一方、こういった事業を広範囲の部署で一気通貫で進めていく方法が今のところ思いつかない。」


多くの勉強になったというご感想をいただいた一方で、どのように進めていけばいいのか分からないという率直なお声もありましたので、まず初めに「何から着手するか」という点から、その先の事業者が自走できる状態に繋がる進め方含め、今後も各自治体に寄り添って支援策をご提供できればと思います。

EC支援にご興味のある自治体のご担当者様へ

・EC化促進の事業を検討している

・EC促進セミナーを開催したい

・事業者の販路拡大支援をしたい


このような課題をお持ちの方、今後の取り組みとしてご興味がある方は、お気軽に下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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