2024年01月12日
2023年10月8日、「うらほろマラソン2023」が北海道浦幌町で開催されました。
2008年北京オリンピック4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんがゲストランナーとしてご参加され、929名が出走したうらほろマラソン2023において、楽天はスポーツを活用した地域創生と次世代教育の機会提供および、スポーツイベントのキャッシュレス化促進のためのソリューション提供を行いました。
「君の一歩を踏み出そう。そのチャレンジは未来につながっている。」
うらほろマラソンには、大人が参加するマラソンだけではなく、「キッズチャレンジ(こどものマラソン)」があります。キッズマラソンに参加する子どもたちは、当日にコースを一回走るだけでなく、大会開催の1カ月前から「事前チャレンジ」として、仲間と一緒に目標を決めて日々マラソントレーニングを実施。
1カ月間のチャレンジは「チャレンジパスポート」で管理し、その成果を、『当日チャレンジ』として披露しました。
この「事前チャレンジ」の仕組みが、子どもたちの頑張りや成長を、親や周囲の大人たちがサポートしたり、子どもたち同士で切磋琢磨しながらスポーツ活動に取り組める環境を生み出し、当日は多くの子どもたちが目標を達成。笑顔あふれる大会となりました。
開会式では、楽天社員もお買いものパンダと一緒にマラソン参加者の皆様にエールを送りました。
完走の喜びをかみしめながら十勝の食を楽しむ「ゴールピクニック」
うらほろマラソンを語るうえでもう一つ外せないコンテンツが、マラソンを走り終えた後に参加者が家族たちと楽しむゴールピクニックです。
ゴールピクニックにはキッチンカーやブースが45店舗も出展。ご当地食材をふんだんに使用したフードや、子どもたち向けの体験コンテンツが提供されました。
サーモンアンドトラウト社が提供する、浦幌産の魚介を使用したフィッシュアンドチップス。
うらほろスタイル×楽天 スポーツの場を活用した次世代教育
うらほろマラソンを主催している一般社団法人十勝うらほろ樂舎は、浦幌町を舞台に「持続可能な地域づくり」に取り組むまちづくり会社です。
浦幌町には現在高校がありません。中学校を卒業すると、子どもたちは必ず一度町を出ていくことになります。そのような状況の中で、子どもたちが将来浦幌町に戻って活動したいと思ってくれるよう、中学校までの間に「浦幌らしい」学びの場を提供することが、十勝うらほろ樂舎のミッションになっています。
実は今回、楽天がうらほろマラソンをサポートさせていただくことになったのは、この十勝うらほろ樂舎の代表理事である近江さんが以前、楽天市場の出店者様だったご縁がきっかけ。
折しも楽天としてスポーツを通した地域活性の取り組みを本格始動させたタイミングで、楽天社員と地域で活動する事業者様とのつながりが今にも生きているのも楽天ならでは。うらほろマラソンの場でも子どもたちに学びの場を提供したいと考えた十勝うらほろ樂舎と、スポーツ、そして次世代教育に注力する楽天が連携し、子どもたち向けのお仕事体験企画を実施しました。
浦幌町の特産品「レッドムーン」のキャッチコピーを考えてみよう!
浦幌×楽天のお仕事体験として、楽天ブースでは子どもたちに浦幌町の特産品「レッドムーン」(ジャガイモ)のキャッチコピーを考えてもらうワークショップを実施しました。浦幌町の魅力発信とマーケティング活動の疑似体験を行うことで、地域外のファンづくりを行うためにどのような工夫が必要なのかを体感してもらうことを目的としました。
①「レッドムーン」の試食を通し、レッドムーンの良さを考える
②どんな人が欲しいと思う商品か(=PR先となるターゲット)を考える
③どんな商品だと魅力が伝わるか、キャッチコピーを考える
この三段階のプチ・ワークショップで、マーケティング・プロモーションの一部を体験してもらいました。
友達やお父さん・お母さんと相談しながらキャッチコピーをひねり出す子どもたち
のべ、100名弱の子どもたちが体験。たくさん工夫を凝らしたキャッチコピーばかり!
楽天ブース内では、レッドムーン以外の浦幌町のふるさと納税返礼品も展示。納税寄付へ繋げてもらうためのプロモーションも実施。
スポーツイベントにおけるキャッシュレス化支援
ゴールピクニック会場では、楽天ペイターミナルを多数導入いただき、フードブースでの支払効率化のサポートも実施しました。
楽天イーグルス・ヴィッセル神戸のホームゲームの運営経験を通して培った、スポーツイベントでの完全キャッシュレス化のノウハウを生かし、うらほろマラソンにおいてもキャッシュレス決済導入に貢献しました。
ほかほかの状態で食べるからこそ際立つ道産食材。決済はスムーズに、一口目までの時間は短く。
スポーツイベントは運動しやすい軽装で参加する方も多く、そういった場では特にキャッシュレス決済の便利さが際立ちます。楽天ペイターミナルは端末自体に通信機能が搭載されており、イベント会場で売り子さんが持ち歩いて決済することも可能になっており、今後も多くのスポーツイベントにおける決済効率化に寄与することが期待されています。
当日は楽天ブースに多くの子どもたちが訪れ、レッドムーンをPRする素敵なキャッチコピーも多数生み出されました。
浦幌町の井上町長もブースを訪問。帯広市のえいた君が考えた「(レッドルビーの)皮は元気な赤い色。たべたら体も元気になるよ!」をピックアップ。「ジャガイモ」と一括りにするのではなく、レッドムーンの特徴である色彩に着眼するなど柔軟なアイデアが多く、今後の町外PRへの良い材料となったのではないでしょうか。
今後も地域の皆様と連携しながら、楽天グループの多種多様なサービスを活用し、スポーツを通した地域活性と、次世代教育に取り組んでまいります。
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