【開催レポート】岐阜県立益田清風高等学校で観光プランを考える授業を実施

2024年05月30日


2023年8月、岐阜県立益田清風高等学校3年生を対象に、下呂市の観光地である萩原・小坂を中心とした観光プラン醸成の体験プログラムを2日間にわたって開催しました。このプログラムは、観光プラン醸成というビジネスの一環を体験するだけでなく、高校生たちに地域の魅力を再発見してもらう機会にもなりました。



初日は、翌日の企画立案に向け、楽天社員が顧客のインサイトを発見する方法やグループワークを行うにあたってのポイントをレクチャーしました。実際のビジネス現場でも意識されている「WHY(なぜ)→HOW(どうやって)→WHAT(何が)」の順番で考える大切さや、未来志向で対話することで良いアイデアを引き出すためのグランドルールをお伝えしました。


2日目はまず、2グループに分かれ萩原、小坂を訪れフィールドワークを実施しました。地域の皆様にご協力いただき、改めて各地をご案内いただいたことで、普段はなかなか気がつかない地域の魅力を再発見する機会になりました。


  


フィールドワーク終了後は班に分かれてグループワークを実施。実際に見たり聞いたりした内容を踏まえて話し合い、観光プランを醸成。キャッチーなプラン名をつけて、発表しました。



プログラム終了後に行われたアンケートでは、すべての生徒が授業を通じて地域の魅力を再発見することができたと回答し、満足度の高さがうかがえました。


また、参加した高校生からは以下のようなコメントが寄せられました。

「地元の人自身が地元を大切にして発信していくことがとても重要だとわかりました。」


「今回の授業で、下呂の良さを改めて感じることができたし、グループワークについても実際に(企画を)体験できたので、すごく良かったです。 自分は将来地元に帰ることはないと考えていたけど、地元に帰り下呂の良さを伝えることもしたいなと思いました。」



今回のプログラムでは、高校生たちに実際のビジネスの一端に触れてもらうだけでなく、地域の魅力を再発見し、将来の観光や地域振興に向けたアイデアを考えるきっかけを提供することができました。


今後も地域の皆様、教育機関と連携し、生徒・児童の皆様に地域の魅力を再発見してもらうとともに、将来の地域振興を担う次世代の育成に資するプログラム開発および提供に向けて取り組んでまいります。

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