関係人口創出パワーランキングを発表!トップ10自治体とカルテのご紹介

2024年08月02日


概要

2024年8月2日(金)、地域エンパワーメントアワード2024において、「関係人口創出パワーランキング」の発表とその上位3自治体の授賞式を初開催しました。本アワードは、楽天の地域創生事業において、商業(Eコマース)、観光、ふるさと納税の各部門で、地域の関係人口の創出と拡大に貢献された自治体を表彰するものです。


関係人口創出パワーランキングとは

楽天のマーケティングデータ(注)に基づき、商業(Eコマース)・観光・ふるさと納税の3領域において、47 都道府県別に「定住人口1人あたりが、地域外の人とどれくらいつながりがあるか」を相対的な関係指数として算出しました。それらを「関係人口創出パワー」と称して、ランキング化したものです。

ここで用いる関係人口とは、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指し、楽天では特に、商業(楽天市場)・観光(楽天トラベル)・ふるさと納税(楽天ふるさと納税)の三つの領域から、関係人口の創出とその関係性の深化に携わっています。


(注)個人や取引先を含む第三者が特定されない形で、楽天グループのサービス利用履歴等を統計的に加工したデータ





■商業部門:トップ10を紹介



【授賞式参加トップ3】

1位:福井県(関係人口創出パワー:91.3)

今回の受賞は、本県の事業者が取扱う様々な商品やサービスが、多くの方に評価いただいている証であり、大変嬉しく思います。福井県には、越前がにに代表される海・山の幸をはじめ、一流シェフが愛用する包丁等の伝統工芸品など、お薦めのものがたくさんございます。今年3月の北陸新幹線福井・敦賀開業により関東圏からのアクセスも向上しましたので、ECサイトでの購入をきっかけに、是非福井に足を運んでみてください。

2位:和歌山県(関係人口創出パワー:70.1)

和歌山県内の事業者が楽天ショップを通じて多くのご支持をいただいていることを大変誇りに、また嬉しく思います。本県では、ECに関する勉強会等により取組の発展をサポートしてまいりました。これからも和歌山の魅力を全国に発信し、地域産業の発展、関係人口の創出を目指してまいります。引き続き、温かいご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

3位:奈良県 (関係人口創出パワー:68.5)

この度の受賞は、大変光栄に思います。本表彰は、県内事業者の皆様の、顧客視点に立った商品ページづくり、顧客との対話を重視しファンを増やす取組等が顧客に受け入れられた結果であると考えています。県産品を少しでも多くの皆様の手に取っていただくため、本県では、首都圏や海外での販路拡大、EC活用の支援に取り組んできました。今後も、魅力ある県産品をお届けできるよう努めてまいります。


【4~10位】 

4位:香川県

5位:徳島県

6位:京都府

7位:岐阜県

8位:群馬県

9位:宮城県

10位:広島県



【参考】


■観光部門:トップ10を紹介



【授賞式参加トップ3】

1位:沖縄県

観光産業は沖縄県のリーディング産業であり、令和5年度には、過去最多となる国内観光客が訪れました。今回の受賞は、沖縄の強みである自然、歴史、文化などを生かしたツーリズムの推進や効果的な誘客活動等について、観光業界をはじめとした関係機関等と連携し取り組んだ結果であると考えています。沖縄県が目指す「世界から選ばれる持続可能な観光地」の形成に向け、今後も、多彩かつ質の高い観光の推進に取り組んでまいります。

2位:山梨県

この度、楽天グループ株式会社様が創設された地域エンパワーメントアワードの観光部門において、高い評価をいただき、名立たる観光地とともに、受賞のステージに立てることは大きな喜びであります。 今回の受賞は、本県で観光産業に携わる皆様の努力の表れであると同時に、本県の更なるポテンシャルを表すものと感じております。 今後も、地域の観光資源を最大限生かし、山梨を訪れれば、豊かで大変価値のある時を過ごせると旅行者の皆様に実感していただけるよう、関係者と力を合わせ、取り組みを進めていきたいと考えております。

3位:石川県

今回の表彰は、県内の観光産業に携わる方々の努力の賜物であり、この場を借りて深く感謝申し上げます。石川県は、能登半島地震からの復旧・復興に向けた取組を進めている中ではありますが、今回の表彰を大きな励みとして、震災からの1日も早い復興を図るとともに、本年3月の北陸新幹線敦賀延伸により、北陸三県が1時間圏内で結ばれた強みを生かし、より一層北陸地域が連携し、一体感を持って観光誘客に取り組んでまいります。


【4~10位】 

4位:鳥取県

5位:大分県

6位:香川県

7位:高知県

8位:長野県

9位:島根県

10位:和歌山県



【参考】



■ふるさと納税部門:トップ10を紹介



【授賞式参加トップ3】

1位:佐賀県

様々な「魅力的なモノ・コト」がいつもの日常に溶け込んでいる佐賀県。 ふるさと納税は、そんな佐賀が持つ様々な魅力に光を当てる機会になっています。 例えば、14年連続特A受賞の「さがびより」、アメリカ大統領も食した「佐賀牛」、 宇宙に行った「ハウスみかん」など、様々な「本物」を多くの方々に知っていただけるようになっています。今回の受賞を機に、日頃から佐賀で新たな地域づくり、特産品作りに取り組んでいる方々にも更に光が当たり、地域の活力向上につながるよう、県内市町の皆さんとともに、より一層尽力して参ります。

2位:宮崎県

温暖な気候と豊かな食資源に恵まれた本県では、プロチームのキャンプ誘致等によるスポーツ観光の推進や、県産品の高付加価値化を促進する官民一体となった取組を進めてまいりました。このような中、今回の受賞はふるさと納税制度を通じた県内市町村と地場産業の強固な連携によるブランド向上の取組を評価いただいたものと嬉しく思っております。今後も、各市町村において、いただいた寄附を移住の促進や子育て環境の整備、観光振興等に有効活用し、「日本のひなた宮崎県」の魅力を全国に広め、更なる地域の活性化につなげてまいります。

3位:山形県

このたびの表彰は、山形県内の生産者や事業者、市町村、関係団体等が、長年、真摯に美味しさや品質にこだわり、努力を重ね、オール山形で魅力ある県産品の生産やブランド化に取り組んできた結果だと考えております。これからも魅力ある山形県内の産品を皆様にお届けできるよう、市町村、関係者一丸となって、取り組んでまいります。


【4~10位】 

4位:福井県

5位:山梨県

6位:高知県

7位:和歌山県

8位:熊本県

9位:鹿児島県

10位:北海道



【参考】


各部門の特徴を集約した都道府県別「カルテ」を作成

今回紹介しきれていない11位以降の自治体についても、各部門でランキングを算出し分析しています。また、分析結果については「自治体カルテ」と称し、関係人口創出パワーの特徴が分かる資料を都道府県別にご用意しております。 


【カルテサンプル】


【カルテ内容】

①商業(Eコマース)・観光・ふるさと納税の3領域についての特徴

②自地域の特長を踏まえた、関係人口とのつながり拡大・深化に向けた取り組みの方向性に関するご提案

③商業・観光・ふるさと納税のそれぞれの関係人口の属性等の違い


このように、マーケティングデータを分析および利活用することで、自地域がどのような属性の方々とつながりを有しているのか、地域の稼ぐ力にどのように貢献しているのか、などの多様な視点から定量的に動向を把握することができます。われわれ地域創生事業は、域外からの収入増加を目指して、データドリブンな施策提案を通じ、楽天ならではの切り口で関係人口の創出を目指してまいります。このような施策にご興味をお持ちの方、また、本ランキング・自治体カルテに関するお問い合わせは下記の問い合わせフォームよりご連絡ください。

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